大腸カメラ
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
血便、便が細い、排便異常(下痢、便秘)等症状がある場合、検診で便潜血が陽性である場合など相談の上、大腸カメラを行います。検査に対し不安が強い方、以前の検査で苦痛が強かった方は鎮静剤を投与し検査を受けていただくことができます。
大腸検査では下剤や腸管洗浄液による前処置が必要ですので外来受診し検査の予約をしていただき下剤などの処方をいたします。外来受診は予約制ではありませんのでいつでも受診可能です。
大腸カメラでわかる病気
ポリープ、腸炎、大腸癌、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、憩室症、痔など
- 大腸ポリープ
- 大腸ポリープ(画像強調観察)
- 大腸癌
- 虚血性腸炎
検査の流れ
検査前日の夕食後より絶食となります。寝る前に下剤を服用していただきます。検査当日の朝に腸管洗浄液を飲んでもらい便をすべて出します。検査予約時間の少し前に来院していただきます。検査時間は10~30分程度です。過去の検査で疼痛が強かったり検査に対して不安が強い方は鎮静剤を投与し検査を行うことができます。
大腸ポリープ切除
当院では大腸検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除を行います。切除後はしばらく休んでいただいて帰宅していただきます。
大きなポリープや癌が疑われるポリープは切除後、出血や穿孔のリスクがあるので入院が必要となることがあり近隣連携病院へ紹介いたします。
スネア(細い金属のワイヤー)でポリープの根本を絞扼し切除します。
痛みはありません。少量の出血はありますがほとんどは数分で止まります。
- ポリープ(約5mm)
- スネアをひろげる
- スネアをかける
- ポリープを絞扼する
- ポリープの切除
- 切除後の出血(すぐに止まります)
検査時間
午前診と午後診(12:00~16:30)の間の時間に検査を行います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
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12:00~16:30 | ○ | ○ | ○ | ― | ○ | ○ | ― |
検査の予約は一般診療時間に受診していただきご相談の上、行います。
外来受診は予約制ではありませんのでいつでも受診可能です。
検査予約、説明後に検査のための薬剤(下剤、腸管洗浄液)を処方いたします。