胃カメラ
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
胃痛、胸やけ、食欲不振など症状がある場合、検診の胃透視(バリウム検査)で異常があった場合、ピロリ菌検査で陽性であった場合など相談の上、胃内視鏡検査を行います。電話での相談、予約もしておりますのでお気軽にご連絡ください。
当院では直径約9mmの経口(口から入れる)内視鏡を使用しています。検査に対し不安の強い方、以前の検査で苦痛が強かった方は鎮静剤を投与し眠った様な状態で検査を受けることができます。予約の際にお申し出ください。
胃カメラでわかる病気
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、胃癌、胃ポリープなど。また胃粘膜の状態でピロリ菌感染の有無も分かります。
- 胃潰瘍
- 胃癌
- ピロリ菌感染胃炎
- 逆流性食道炎
検査の流れ
胃カメラでは胃に食物があると十分な観察ができないため検査当日の朝絶食で検査を行います。また午後診での検査を希望される方は昼食を抜き検査を行います。(水、お茶は摂っていただけます。)
検査前に咽頭麻酔(ゼリーおよびスプレー)を行い喉の感覚を麻痺させて検査を行います。
また検査に不安の強い方、以前の検査で苦痛の強かった方は鎮静剤を投与し眠った状態で検査を受けていただくことができます。
検査時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
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午前9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ― | ○ | ○ | ― |
午後16:30~19:00 | ○ | ○ | ○ | ― | ○ | ― | ― |
ピロリ菌について
ピロリ菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌等の原因菌であり、早期での除菌治療が必要です。2013年よりピロリ菌感染胃炎に対する除菌治療が保険適用となり数多くの人が除菌をされており、今後胃癌の発生数の大幅な減少が予想されます。除菌した年齢が若いほど胃癌の発生頻度が低くなることも分かっています。健診等でピロリ菌を指摘された場合、早期の除菌をおすすめします。
当院ではピロリ菌の診断、除菌治療を行っています。除菌治療は保険適用ですが内視鏡検査(胃カメラ)による胃の観察が必要です。健診でピロリ菌検査陽性もしくは陽性の疑いを指摘された場合、ご相談の上、精査(血液検査、胃カメラ等)を行い、除菌治療(抗生剤2剤+胃薬を朝夕、1週間内服)を行います。